テアトロ コメディア・デラルテとは
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」を理念に、地球上で唯一人間だけが可能な最も高級な感情「笑い」を大塚ヒロタが皆様にお届けする舞台。
テアトロ コメディア・デラルテの
3つのポイント
01お客様参加型で楽しめる!
コメディア・デラルテの起源をたどると幌馬車で地方を巡り、大衆を相手に演じていた時期があります。その大衆からおひねり(チップ・投げ銭)をもらうため、時には脱線してお客様を巻き込み、お客様まで登場人物にして【即興のリアルな楽しさを追求】するようになりました。これがコメディア・デラルテの醍醐味でもあり、当団体の公演でもお客様との即興的なやり取りが目玉となっています。出演者もお客様も“まさに今!何が起きるかわからない!”を一緒に楽しめる即興演劇です。
02イタリアの古典文化に
触れられる!
コンメディア・デッラルテ(イタリア語:Commedia dell'arte)は、16世紀中頃にイタリア北部で生まれ、18世紀にかけてヨーロッパで流行した【仮面を使用する世界最古の職業演劇】で、現在も多くの劇団が各地で上演し続けている古典芸能です。日本で言う「狂言」にも近い風刺喜劇であり、のちにヨーロッパで一世を風靡したシェイクスピア、モリエールなどの劇作家も多大な影響を受け、そのキャラクター達を作品に登場させたと言われています。また、童話やアニメの世界でもコメディア・デラルテのキャラクターが多く見て取れ、特にピエロは、最も一般的な人気キャラクターとなっています。
03年齢・性別・人種を問わず、誰でも楽しめる!
コメディア・デラルテのストーリーは風刺喜劇ですが、当団体の公演内容も又、誰もが体験したことのある日常を芸術の域まで大袈裟に表現することを根幹としています。時にはザンニ役(道化・ストーリーテラー)がお客様に状況説明をして、今起きていることを理解してもらいながら進めていきます。お子様から年配の方まで誰にでもわかり易く、その大袈裟でユーモアに溢れた表現は、バカバカしくもあるが【一生懸命と必死さから見える人間の滑稽さ、愛らしさ】に親しみを感じるヒューマンスト―リーとなっています。
ワークショップ
こちらにはワークショップの活動を記載しております。
【伝統と創造 ~人が絶対笑うシステム~ 】
★2024年9月20日(金)東京大学教育学部大学院にてワークショップを行いました。
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★研究者とのワークショップ★
先月、東京大学大学院教育学研究科の岡田研究室主催で「伝統と創造」をテーマに〜人を絶対に笑わせるシステム〜を題材としたワークショップ形式の講義を行いました。
TCD設立当初からワークショップを行ってきましたが、今回は、研究者の方々を対象とした初めての講義となりました。
参加者の中には演劇をなさっている方もいらっしゃいましたが、質問の内容は研究者としての視点での投げかけが多く、TCDとしてもコメディアデラルテの新しい価値の創造に沢山のヒントをいただきました。
TCDでいつも行うワークの中には、4つのストックキャラクターの型を学んだ後、決められた設定で即興芝居を1人ずつ行っていくエチュードという作業があります。
この日も参加者全員がこのワークを行いましたが、普段は、演技についての問題点を深く追求するケースが多いのですが、今回は、自身の内面的な変化、作用についてやこの作業からコメディアデラルテの歴史を紐解く方向に向かっていったことが、大変有意義な時間となりました。
「笑いの絶えない時間」という点では、いつものワークショップと同じでしたが、イタリア発祥のコメディアデラルテが500年もの歳月を経て今もなお続く「笑い」のシステム(所以)には、人を楽しませる沢山の知恵が盛り込まれていることを万国共通に感じているのだと思います。
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【愛媛県今治市にてワークショップ&1人芝居】
★2024年10月12日~14日を行いました。
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今治ホホホ座より。
3日間に及ぶ今治初!大塚ヒロタさんの「コメディア・デラルテ」、全行程終了しました!
11日高校生向けワークショップ
12日1日ワークショップ&一人芝居
13日パフォーマンス @setouchiminato.m
かなりハードな組み立ての3日間でしたが、どんな状況でも全力でコメディア・デラルテの魅力を表現し、伝えようとする大塚ヒロタさんの姿勢にプロフェッショナルの心意気を見ました🔥
そして、老若男女が自然と笑ってしまうコメディア・デラルテの世界、凄かったです!
これをスタートにして今後も今治でのパフォーマンスを継続していただきたい!今回観れなかった方もぜひ次回をお楽しみに!
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【 ~人が笑うシステム~ 3日間集中ワークショップ】
★2024年10月25日~27日に、東京都世田谷区 成城ナーサリィ・スクールにてワークショップを行いました。
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★3日間集中ワークショップ★
〜人が笑うシステム〜終了!!
去る10月25-27日、
『第37回スター誕生世界選手権日本代表大会』と言うタイトルのもと3日間の最終日にはワークショップの発表が行われました。
今回は、コメディアデラルテのキモであるLazzoを徹底的に磨いたことから、登場して自己紹介した時点でそれぞれのキャラクターが魅了的に光っていたこと。
そして、キャラクターを演じる個々の方々が、皆さん熱量を持って自分の「得意」や「好き」とストックキャラクターを掛け合わせていたこと。
それぞれが演じるキャラクターに対してのリアクションが自然に出来ていたこと。
発表前まで何回も繰り返し削ぎ落としてはポイントを膨らます作業を経て、本番を迎えたスター誕生世界選手権😁
4人の妙な選出者は、個性を放ちスターが決定するその瞬間まで最善を尽くして競い合いました。
お客様からのおひねりも飛び、大どんでん返しのスターへの道‼️もう笑うしかありませんでした😆本当にビックリしました。
『人が笑うシステム』に欠かせない要点をみなさんが掴んで集中出来たことは、今回の素晴らしい成果でした!
ご来場くださいました皆様、ワークショップにご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
『笑い』は、至福の時…
皆様とこの時間を共有出来ること自体が大変尊い時空間と感じております。
今度は12月の本公演でお会いいたしましょう!皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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次回のWORKSHOPは予定が決まり次第ご報告いたしますので、お待ちください。
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グッズ販売
主宰大塚ヒロタOTSUKA HIROTA
映画、ドラマ、CMなどで活躍中。「jungle」に在籍の俳優。
テアトロ コメディア・デラルテ主宰。
2002年よりNYで演劇を学び、コメディア・デラルテと出会いイタリアに渡る。
09年に帰国し活動の場を映像作品にも広げ、映画「図書館戦争」シリーズ野村役、「64-ロクヨン-」宇津木役等で注目を集める。
ドラマ「アンナチュラル」、映画「いぬやしき」「BLEACH」、CM ほっともっと等。
ストック・キャラクター
アルレッキーノ
腹ペコの召使い
常に問題に巻き込まれている。持ち前の機転ですぐにそれを解決するが、その方法が次の問題を連れてきてしまうので一生解決しない。
イル・カピターノ
大将軍(自称)
戦さの手柄を常に声高に自慢して、人々の尊敬を集めようとしているが、彼を戦場で見たものは誰もいない。 実は臆病者。
ヴァレンティーノ
恋する若者
とにかく純粋。美しいものが大好きだが、一番美しいのは自分だと思っている。
パンタローネ
お金が大好きな老人
大金持ちでドケチな老商人。お金と同じくらい若い女の人が好き。鷲鼻で腰の曲がっているがエネルギーに満ち溢れている。