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お仕事のご依頼を希望される方へ

ご挨拶

この度は、演劇カンパニー「テアトロ コメディア・デラルテ」のご案内をさせていただきます。

「テアトロ コメディア・デラルテ」は、最古の職業演劇と言われるイタリアの古典芸能である“仮面即興喜劇”コメディアデラルテに、俳優の大塚ヒロタが兼ねてからライフワークとして行なっているワークショップやコメディショーの要素を取り入れ創作しました“大塚ヒロタ流の即興喜劇” です。

日本の現代とイタリアの古典を融合させ、大塚ヒロタ独自の表現の中に人間本来の“笑い“を追求し、新しい芸術舞台として子供から大人まで多くの人たちの日常と繋がり、皆様の人生を豊かにしていくことを希望に、2016年春より活動をスタートいたしました。
今後、コメディア・デラルテを通して皆様と普遍的な笑いの場を共有し、年齢、性別、国籍等を問わずに文化交流を深め、社会に貢献していけたらと願っております。

こちらにコンテンツメニューをご紹介いたします。 どうぞ、お気軽にお役立て下さいますようお願い申し上げます。

テアトロ コメディア・デラルテ
プロデューサー
祢宜澤愛理

コメディア・デラルテを通して伝えたいこと

先般、某文化財団の理事長さんにお会いしにトークイベントに伺いました。

『創り手だけが創り、観せるのではなく、お客様としていらした皆様が同じ時間と空間の中で、物(作品)を創り上げる共有感が今の時代のアートや芸能に大切』とのことでした。

多様性の時代の中で、 ある一つのことに共感したものたちが、 創る(演じる)側と観る側、 双方向に行き交い、混じり合う、 「共生」の時空間が価値を生み、必要な時代となりました。
創る側(演じる側)と観る側、双方の領域に踏み込むことで混じり合い、繋がる達成感や一体感は、より身近なモノやコトとして記憶されて、各人の中へ落とし込まれ根付いていきます。
その体験は、近年テクノロジーによってスピード化、合理化された【便利、バーチャル、使い捨て】などに対して、人のぬくもりや時間をかけて刻み込まれた【味わい深さ、コミュニケーション、存在意義】として、様々な学びや想像・創造が育まれていく場となるでしょう。

そのような機会を失いつつある今日、これから大人になっていく子供達やそんな体験を忘れかけてしまった大人たちと今を共に楽しんでいけたらと願っております。
また、コメディアデラルテにおいては、人間の「性」である滑稽さを普遍的な「笑い」で表現しており、その「笑い」は、人と人との極上のコミュニケーションツールであり、全てを明るく照らす明日への希望へと繋がっていきます。

このような「共生」と「笑い」を多くの方々に体験していただき、テアトロ コメディア・デラルテを通して、新たな繋がりと発見が生まれましたら幸いでございます。

コンテンツメニューのご紹介

1.パフォーマンスショー

【所用時間】15分~30分
【内容】コメディアデラルテ即興パフォーマンス
【場所・用途】イベント会場、野外、店内など。イタリアンフェス、ミニイベント等。
【収容人数】30~50人

誰が観てもわかり、笑える、お決まりごとのLazzoを取り入れたショー。環境、状況が許す限り、観客に絡みながら想定外を引き起こし、そこで本当に起きているドタバタ劇を笑いに変えて、 更に場を盛り上げる。

2.ワンマンコメディショー

【所用時間】60分
【内容】ワンマンコメディショー UNIQUEシリーズ
【収容人数】50~200人
【作品1】 タイトル 「~I & AI~ 」 AIが発達して、人はいろいろな便利を感じる。1つの例として親が息子の結婚相手を探す時、AIを使って探す話とAIのない時代の物語を再現した作品。
【作品2】 タイトル 「~ONE for TWO~」 お金持ちの老人パンタローネが、相続を巡って見る悪夢によって知る「生きるために本当に必要なこと」とは?がテーマになっています。

3.コラボ公演

【所用時間】60分
【内容】コラボ公演(縄跳びパフォーマー&二胡とキーボード奏者との競演)
【収容人数】50~200人
【作品】元シルク・ドゥ・ソレイユの超絶縄跳びパフォーマー粕尾将一さんの圧巻なパフォーマンス。
また、中国の二胡奏者Shin &キーボーディストTakutoが生演奏において幽玄なサウンドと歌で観る人を魅了します。
そこに大塚ヒロタのコメディアデラルテが絡み、ステージはコメディへと。それぞれのパフォーマーが自らの特色を活かしつつ互いに関わり合い、そして会場のお客様をも巻き込みながら、笑い、感動のステージをその場で作り上げて展開していきます。

ストーリー

16歳の悩める青年ヴァレンティーノが、恋人イザベラから「あなたに足りないものがある」と告げられる。
もっと魅力的な男になるためヴァレンティーノ家庭教師をつけることになる 。
ヴァレンティーノの父、パンタローネに家庭教師を探してくることになる召使いのアルレッキーノは、音楽と体育の家庭教師を探してきたので、どちらが良いかパンタローネに判断してもらうが、その家庭教師にお金を 払いたくないパンタローネは、両方とも雇わない、と言い出して事態は展開する。

4.ワークショップ

【所用時間】180~240分
【内容】コメディアデラルテのワークショップ (身体表現力・自己開発能力・演劇表現のマックス)
【対象】子供から大人まで、20人程度
【コース】 現在、月一でTCD主催の初級、中級ワークショップを行っております。(見学もできます。)

  • 初級 <180分>
    コメディアデラルテの歴史と主なキャラクターの説明後、皆でそれぞれのキャラクターを演じてみます。
  • 中級 <240分>
    初級で学んだことを更に訴求したキャラクターアクト、お決まり事のLazzoなどでエチュードを行った後に、コメディアデラルテならではの表現法を的確に伝えてマスターしていきます。

コメディアデラルテは、アニメやマンガなどで見慣れたお決まり事の表現Lazzoを用いたり、今の状況が観ている側にわかるよう に説明しながら進めていきます。
誰が観てもわからないことがないので、あとはその人のスタイルがそのままキャラクターに溶け込み、どなたが行っても面白く、コメディアデラルテのストックキャラクターが無駄なく人それぞれとなり、常に笑いが絶えません。
プロ・アマ問わず、一緒懸命に表現している時に起きたアクシデントを慌てて処理、対応する姿は、一人一人、とてつもなく面白く、滑稽で嘘のない笑いが生まれます。

テアトロコメディア・デラルテ主宰 大塚ヒロタ

笑顔と笑い声にはどんな力があるのか?それは圧倒的にポジティブなものだ。友達や家族を笑顔にすること、それができたらどれだけ楽しいか!!
私が初めてアメリカでコメディアデラルテを見た時は言葉の壁を越えてそこにいたあらゆる人種の人間が子供からおじいちゃんおばあちゃんまで大笑いしていた。すぐさま私はこれがやりたいと思ってイタリアに渡った。個性にあふれたキャラクターが巻き起こすシンプルでノンストップのコメディに観客はもちろん、演じている自分たちも大いに笑顔になった。
その人間ならだれでも笑えるコメディアデラルテを通じて、実は誰もが持ってる『自分のユニークな魅力』を爆発させよう!!

5.ワークショップ発表会

このワークショップでは、コメディア・デラルテの主要なキャラクターの型を皆で演じてみます。例えその型が上手に出来なくても、思い切って演じてみることで、なかなか面白い、その人にしかないキャラクターになっています。
ここでは、“恥ずかしがらずに思い切って演じてみること”とにかくこのコメディア・デラルテは、真剣にやればやるほど面白く、「笑い」となる誰でも出来る楽しい即興劇です。
また、特徴的なことは、そのキャラクターの決まった仮面を被って演じるので、演じる人も、自分というよりはそのキャラクターになりきって、演じる人それぞれの面白さが引き出されます。
まだまだ、他にもコメディア・デラルテを演じる魅力が沢山あります。
とにかく、演劇経験のあるなしに関わらず、あなたの個性がそのまま「笑い」に変わる「笑い」の原点を皆で楽しみましょう!

【所用時間】1日6時間 OR  2日間(1日目4時間、2日目5時間)
【内容】コメディアデラルテのワークショップ (身体表現力・自己開発能力・演劇表現のマックス)
【対象】子供から大人まで、30人程度

全てのコンテンツにおいて

基本的には、どのコンテンツでもお決まりごとのLazzoを行いながら、お客様を巻き込みながらのステージ進行(絡むやり方)が主流で、その場で起こったドタバタ劇を笑いに変えていきます。
上記のコンテンツ以外にもコラボレーション等、ご要望がございましたら、企画に即してご相談に応じます。 ぜひ面白い企画をご一緒できますと幸いです。